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ACL — Access Control List

policy Network ネットワーク層〜トランスポート層(ルーター/ファイアウォールの判断) レベル: advanced

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構造ビュー(Zoom の階層 §9.2)

上位: ↑ Firewall

用語カード

パケットの通過可否を決めるルールの一覧(Policy)。インターフェースに適用されて初めて効く。

ACLは、パケットの通過可否を決めるルールのリスト(定義)です。送信元/宛先IP、プロトコル、ポート番号などの条件と、許可(permit)/拒否(deny)の組を、上から順に評価します。

ACL自体は通信を止めません。インターフェースに方向を指定して適用(Binding)されて初めて効力を持ちます。「定義」と「適用点」を分ける考え方の代表例です。

最後まで一致しなければ、暗黙のdeny(暗黙の拒否)で落とされます。

正式名称Access Control List
略語ACL
種別policy
レイヤネットワーク層〜トランスポート層(ルーター/ファイアウォールの判断)
何をする条件(送信元/宛先/プロトコル/ポート)と判定(許可/拒否)を並べ、通過可否の規則を定義する。
なぜ必要「どの通信を、どこで止めるか」を明示的な規則として管理するため。
どこに存在するルーターやファイアウォールの設定の中に定義され、インターフェースへ適用される。
セキュリティ順序設計のミスがそのまま穴になる。許可系は「必要なものだけ許可(ホワイトリスト)」が原則。
前提知識 Packet FilteringRouter Interface

通信・利用の例

  • 「社内LANからインターネットの443番は許可、それ以外は拒否」というルール集合

設定例

  • access-list 101 permit tcp 192.168.1.0 0.0.0.255 any eq 443(Cisco IOS の記法例)

よくある誤解

  • ACLの評価は「一致したら即決定」。下の行は見られない
  • 全て許可するつもりでも、暗黙のdenyを意識しないと意図せず遮断する

このノードへの疑問

情報の根拠(Sources)

事実の根拠は公式文書・RFC を正とし、このサイトの説明・図は独自の教材表現です(§6.8)。

依存・参照関係

Depends On(これに依存している)

  • Packet Filtering — パケットのヘッダを見て通過/破棄を判断する技術の総称。ACLやファイアウォールの土台。

Used By(これに依存しているもの)

なし

References(参照している定義・対象)

  • Packet Filtering — パケットのヘッダを見て通過/破棄を判断する技術の総称。ACLやファイアウォールの土台。

Referenced By(参照されている)

  • Firewall — 境界で通信を検査し、許可されたものだけを通す仕組み。ステートフルな制御が中核。
  • Packet Filtering — パケットのヘッダを見て通過/破棄を判断する技術の総称。ACLやファイアウォールの土台。

その他の関係(型付きエッジ §6.4)

Binding(定義の適用 §6.5)

Runtime(実通信での登場場面)

Implementation(ベンダー・OS 実装)

  • Cisco / IOS XEファミリー共通仕様
    ip access-group <ACL-NAME> in
    router-filter ・ binding